子どもが何歳になったらペットを飼うべきか?
まずは、幼児期の子どもを持つ親が気になる、子どもが何歳になったらペットを飼うのが適切なのか?という点についてです。
もちろんペットを飼う適切な年齢は子どもの成長度合や家庭の状況によって異なってきますが、一般的には「子どもがペットの世話やその責任を理解し、安全に扱えるようになってから」が望ましいです。以下は大体の目安になりますので参考にしてみてください。
乳幼児期(0〜3歳)はまだ難しい
乳幼児期の子どもはまだ自己制御が難しく、ペットの世話をしたり、安全に扱うには成長が足りていない状況です。この時期には、公園などで飼い犬を連れている人を見せてあげたり、絵本などを通じて動物を飼うということを教えてあげて、後のペットとの生活の準備をしておくとよいです。
4歳以降がペットを飼い始める時期として適切
子どもが4歳ごろになると、自分で服を着る、ごはんを食べるなど身の回りのことができるようになってきます。また、してよいこと、ダメなことの判別も上手になってくる時期です。初めてのペットを飼うなら、この4歳以降が適切な時期といえそうです。
さらに小学生になると、子どもはペットを飼うことの責任を十分に理解して、毎日の世話などのルーティーンをおこなうことも難しくなくなり、まさに家族といえる関係になります。
例えば、犬だと平均で15年程度の寿命ですので、4~5歳ごろから飼い始めて、小学生~高校生の時期を通じて一緒に生活することで、ペットの一生を見て育つことになり、子どもにとっても生き物の一生を世話することは大きな糧になることだと思います。
ペットを大切に扱うことが理解できる年齢に達してから飼う方がおすすめということだね♪
幼児のいる家庭でペットを飼うメリット
1.共感力や情緒が育つ
ペットとの関わりは、子どもにとって共感や情緒的な絆を築くよい機会となります。ペットは常に飼い主に愛情を注いでくれる存在であり、子どもはそれを受け取ることで安心感や絆を覚えて、思いやりの感情が成長します。
2.責任感が育つ
また、ペットを飼うことは、子どもにとって責任感を育むよい機会にもなります。ペットの世話や日常的なルーティーン(餌や水を与える、散歩、トイレそうじなど)を通じて、子どもは責任を持つことや予定を守ることの重要性を学ぶことができます。
3.コミュニケーション力や社会性を育てる
ペットとの関わりは、子どもの社会性の発達にもつながります。ペットと遊ぶことや散歩などの時間をとおして、子どもは他者との協力やコミュニケーションを学ぶ機会がたくさんできます。
4.観察力が発達する
ペットを飼うことで、子どもは動物の行動や特徴を観察する機会が得られます。ペットの世話を通じて動物の生態を観察することは、物事の状況を正確にとらえる観察力の成長につながります。
5.ストレスの軽減につながる
ペットは癒しの効果があり、大人だけでなく子どものストレスを軽減する助けとなります。子どもはまだ人生経験も少なく、実は日常生活の中でストレスや不安を抱えることが多いものです。そんな時にペットがいると、触れ合うことでリラックスし、心身の安定につながります。
幼児のいる家庭でペットを飼う際の注意点
幼児から子ども時代にかけてペットを飼うことは非常にメリットが多いものですが、いっぽうで注意するべき点もあります。
1.ペットの種類に注意する
子どもとの相性や各家庭の生活スタイルに合ったペットを選ぶことが大切です。特に、子どもにとって安全なペットを選ぶ必要があります。性格の穏やかな犬や猫、小動物など、子どもにとって扱いやすいペットを選びましょう(具体的な種類は後述します)。
また、ペットを選ぶときは親だけでなく必ず家族全員で決めるようにしましょう。
2.安全管理を徹底する
いうまでもないことですが、子どもの安全を最優先に考える必要があります。特に幼児期に子どもがペットと遊んぶ際は必ず様子を見て、目を離さないようにしましょう。また、ペットの餌やトイレなどは幼児の手の届かない場所に置くなど、ペットと子どもが互いに安全な環境で過ごせるように対策を講じる必要があります。
3.子どもに適切な世話のタスクを与える
子どもにペットの世話や責任を促すことは大切ですが、子どもの年齢や成長度に応じて適切な量のタスクを与える事が必要です。また、ただお世話を手伝ってもらうだけでなく、子どもがペットの観察をできるようにうまく促してあげるようにしましょう。
4.衛生管理に気を付ける
幼児とペットが共同生活するにあたって、衛生管理は欠かせません。定期的なペットのトリミングや獣医の診察をおこなうほか、必ず予防接種をし、ペットの健康を維持するようにしましょう。また、子どもには適切な手洗いや清潔習慣を教え、感染症などのリスクを軽減することが重要です。
5.ペットへのリスペクトを伝える
ただ単純にペットと一緒に暮らすだけでなく、子どもに適切な扱い方やペットへの思いやりの大切さを意識して教えることが大切です。子どもにペットに対するリスペクトと安全性の重要性を教え、ペットとの適切な接し方を親自らがを模範として示すようにしましょう。
幼児とペットがうまく共存していけるように、環境に気を付け、関わり方を考えていくと良いでしょう♪
幼児のいる家庭で飼えるおすすめのペット
さて、幼児期の子どものいる家庭で飼いやすいペットとしては、以下の種類がおすすめです。基本的には穏やかな性格であることが重要です。
1.穏やかな犬種
犬は比較的穏やかな種類が多く、やはり子どものいる家庭で育てるのにもっとも適したペットです。例えば、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、トイプードルやチワワなどが、性格が穏やかで忍耐強いのでおすすめです。トイプードルは毛が抜けにくく、アレルギーの面でも子どものいる家で育てやすい犬種です。
2.猫
猫も子どもとの共同生活に適したペットです。猫は独立心が強くおおらかな性格のものが多いため、子どもとの関わりを楽しむことができます。
3.ハムスターなどの小動物
ハムスターやウサギなどの小動物も子どものいる家庭でも飼いやすくおすすめです。これらの小動物は手の扱いに慣れやすく、比較的簡単に飼育することができます。
4.魚類
水槽を通じて魚を飼うことも、子どもにとって興味深い経験となります。魚の観察はリラックス効果もあるといわれ、子どもに落ち着きや集中力を促す助けにもなります。
どのペットを選ぶにしても、その種類の特性やニーズを理解し、家族全員が責任を持って世話することが重要です。また、ペットを迎える前に、その種類や飼育方法について詳しく学んでおきましょう。
まとめ:ペットを飼うことは家族全員の責任、子どもに適切な成長の機会を
いかがでしたでしょうか?
ペットを飼うことは子どもに大きな成長の機会をあげられますが、当然ですがペットも生き物ですので、飼うことにはその命の責任があります。
ペットを飼う時は家族全員で選んで迎え入れ、子どもにも適切な量の世話などの責任を分担しましょう。家族の一員として、全員の責任でペットと一緒に暮らしていくことで、子どもは思いやりや責任感など多くの事を学べますよ。
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